捕獲された雷の精霊さんのおはなし
SSを書いてくださったのは陰乃彩雲さん
『業』
-「KSON Ind Systems」新型発電所-
「ひ・・・ひぬ・・・ひんじゃ・・・アゥゥ!!」
呂律すら回らない迄に攻められたその体は、汗と涙と愛液と『化け物』の『体液』でぬれていた。
いや、正確には『化け物』ではない。
機械だ、だが彼女からしてみればそれは『化け物』に他ならなかっただろう。
彼女は、精霊だ。
まだ幼いが、れっきとした『雷の精霊』。
それが仇になった。
人の世界では次のエネルギー資源に目が向けられていた。
原子力、自然の力・・・しかし、原子力は扱うには危険だ、その上、これ以上の原子炉の増築は国の財政を圧迫し
環境保護団体からの反発もある、自然の力では不確定過ぎてエネルギーの安定供給が出来なかった。
そこで、彼女らに白羽の矢がたった。
精霊一人につき、原子力発電所の0.2機分の電力を発生させる事が出来る。
安全で高効率、二酸化炭素の排出も殆どない。
政府はすぐに飛びついた、だが世論の反発を恐れた政府は極秘裏に指令を出した。
その指令を受けたのは『KSON Ind Systems』だった。
「あぁ・・・いあぁ・・・」
- 何時間くらい責められてるのかな・・・、もう・・・ついさっき何を考えていたのかも擦れて・・・、頭壊れちゃったのかな・・・? -
其の頭は与えられた刺激を快楽に変化して、更なる苦しみに、そして、其の苦しみすらも快楽に変換してゆく。
幼い彼女の膣と直腸の奥深くで金属の触手が暴れている。
不規則にくねったリ、振動したり、ピストン運動を繰り返したり。
『化け物』が出す『体液』は、絶縁体と媚薬双方の役割も持って効率的な電力抽出に一役買っている
そして、彼女の全身に刺されたケーブルのついた針金の様なものが、彼女たちから出る電気的なエネルギーを抽出する役割を持っている。
彼女が、ビクッっと跳ねるたびに監視室の発電電力を指し示すゲージが跳ね上がる
一定以上の電力は彼女自身を拘束している金属の触手から放電されて更なる攻めを行う設計になっている・・・。
この発電施設の開発にあたっては、彼女らの研究から始まった。
サンプルに対する数々の人体実験、その結果、彼女らの体の中に発電等を行う細胞が有る訳ではなく
何らかの刺激を加える事で電力が発生する事が解ったのだ。
刺激を与えると防衛的な働きで外部に放電し、また、性的な絶頂を迎えても放電をおこす。
苦痛と快楽を同時的に与える事が出来る行為が最も電力を搾取できる。
最も効率よく電力を取り出す方法として出た結論・・・、それが陵辱だった。
機械音とともに新たなアームが動き出す。
先についてるのは注射器だ、先端の針は小さいが大きめの容器、中に入っている液体は無色透明の液体だ。
両手両足を拘束している触手が彼女の体を引っ張り暴れられなくする。
「アウッ!」
丁度、内太もも辺に注射針が刺さる。
エアーの音とともにピストンが押し込まれ液体が注ぎ込まれてゆく。
「あ・・・あああ・・・!!」
体に流れ込んでくる液体、体内に流れ込んだソレは、瞬時に体に吸収され全身の感覚をカミソリの刃の様に尖らせてゆく。
ソレが彼女に注射されていくにつれ、彼女の小さい体の全身から汗が噴き出し、ガクガクと痙攣し始める。
筋肉が勝手に痙攣し始める、頭の中が真っ白になり続けて意識が飛びそうになる。
すべて注入し終えた注射器が彼女の体から離れる。
彼女に注射されたのは高濃度の媚薬だ。
例え大人の人間に対してでも、アレだけの量を注射されれば、気がおかしくなるだろうと言う程の・・・。
「!!!!」
- か、体が・・・燃えて・・・!!! -
炎で体を焼かれている様な熱さ、器具による攻めがさっき迄とは比べもにならない衝撃に変ってゆく
まるで、快楽を直接脳に注がれているかの様に、体に触れている空気すら刺激になって、全身を駆け巡る快楽に変ってゆく
放電量が一気に上昇する。
それが合図だったように、彼女を責めていた触手が体内から抜かれ、体が移動させられてゆく。
その間も、彼女の体はビクビクト痙攣し尿を垂れ流している。
股間の筋肉も緊張したり、解れたりを繰り返す、自分の意思とは関係なく失禁してしまう。
移動して行く先にはガラスの容器。
容器の中には、あの『液体』が詰まっている、そして、そのなかでは先ほどの迄の触手よりもさらに太いモノがうねっている。
彼女の体が瓶の中に入れられてゆく。
同時に上から新しい触手が彼女のだらし無く開いた口に侵入する、この触手は新鮮な空気と栄養分を彼女に強制的に摂取させる為の器具だ。
容器の中に彼女の体がすべて埋まると、拘束機が完全に彼女の体に取り付き、動きの一切を封じ込める。
この拘束機は、彼女の体から出る電気を回収する能力も持っている。
そして、先ほどよりも深く太い触手が彼女の中に挿入され、尿道にも細い、カテーテルの様な触手が侵入してゆく。
排泄物は、このカテーテルと、直腸に侵入している触手から回収される仕組みだ。
再び、触手が暴れ始めた。
- あ・・・これ・・・気持ちいい・・・ -
そして、意識が深い所に沈んでいった。
容器の上に蓋が装着される。
その蓋には数字が書かれている。
No.205
彼女の新しい名前。
今、新しい発電機が完成した。
容器はタワーに運ばれてゆく。
そこには、幾つもの瓶が並んでいる。
すべての容器の中には、体を機械に犯され、電力を抜き取られて行く精霊達が詰まっている。
自ら命を絶つ事も、逃げ出す事も出来ず。
人の為に壊され、発電機に変えられてゆく精霊達。
そして、一般人がこの真実を知る事は無く。
この牢獄には、永久に光が当たる事は無い。
きてぃくで器具で精霊さんで・・・ いやもうなんというか素晴らしいですよ!
kso的ツボどまんなかストライクなシチュです。はぁはぁ。